梅雨の候、健康的な生活を送るうえで必要な情報を見過ごしてはいませんか。季節の巡りのなかでそれぞれ状況に応じた対策が必要です。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行したのは 2023年5月8日ですが、以降も流行の波は繰り返しており、マスク着用や手洗いうがいなどの基本的な感染対策は有効とされています。新型コロナの感染症による死者は季節性インフルエンザに比べて圧倒的に多く、2023 年5月~11 月で計 16,043 名が死亡しています(厚生労働省人口動態統計 2024/04)。梅雨時は食中毒や、気温の差による体への影響が無視できません。夏風邪は長引くとも言いますから、寝
冷えにもクーラーの効かせ過ぎなどにもまた冷たいものの食べ過ぎにも気をつけましょう。日々、健康で過ごすにはどれほど多くの注意や配慮が必要かということです。幼児であればなおのことです。
健康的に過ごすということは身の安全を確保し、保持することに通じます。暴飲暴食、夜更かしなどは子どもの成長を阻害するものです。機器を使って遊ぶゲームに夢中になるなど、知らず識らず目を酷使することのないようにしましょう。心身ともに健康で生涯を送ることは、人類の望みとも挑戦に値する取り組みとも言えます。軽重は異なるといえども、私たちは病気やけがの経験と向き合って生きることになります。そんな経験を積んだおとなであればこそ、幼児の心身に危険が及ばないように愛護し、保護しながら成長を見守ることが大切です。
おとなは健康生活を送るうえでよい手本となるように努めましょう。ご家庭と幼稚園が協力して子どもたちの健康管理を行い、健やかな成長へとつなげていきましょう。内科・歯科健診の結果をご確認ください。